HとRのアトリエ

HとR 二人の好きなものを気ままに綴っています

吸血の家 二階堂黎人 (1992年)

二階堂蘭子シリーズの2作目。

 

前作は「地獄の奇術師」というタイトルや内容から江戸川乱歩の雰囲気が全面に出ていましたが、今回は呪われた血筋の美しい3姉妹の家でおこる連続殺人事件という横溝正史の雰囲気たっぷりの作品。

 

どの事件もトリックは見抜けず、解答を読み、なるほど!と(笑)

今回も600ページ近い長編ですが読みやすくあっという間に読了しました。

 

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