八つ墓村 横溝正史 (1950年)
ついに読みました、超有名作!
冒頭の八つ墓村の由来や32人殺しの顛末、、すでにここで心をわしづかみに✨
映像作品のイメージで全編陰惨な雰囲気かと思っていましたが、冒険譚やロマンスなど色々な要素があり、読後感も非常に良くとても意外でした。
坂口安吾作「不連続殺人事件」に対抗して作られた作品とのことですが、言われてみればたしかに共通点が多くびっくり(解説を読むまで気づきませんでした💦)。
田舎独特の閉鎖的環境、呪いや祟り、それに起因するかのような陰惨な事件…
と国内ミステリの定番設定を形作った本家本元、
映像化作品もいくつか見ましたが、やはり原作が一番面白いなと、
角川文庫でもいくつかのパターンの表紙がありますが、やはりコレが一番好きです!